![]() 少女革命ウテナ サントラ感想 絶対進化革命前夜 バーチャルスター発生学 体内時計都市オルロイ 天使創造すなわち光 ENGAGE-TOI A MES CONTES 麗人ニルヴァーナ来駕 〜ボクのアンドロギュヌス〜 薔薇卵蘇生録ソフィア ― 中世よ甦れ!― アドゥレセンス・ラッシュ * * * ENGAGE-TOI A MES CONTES 曲目 DISC:1 1 第一幕:バラの刻印
2 nouvelle mariee [花嫁] 3 第二幕:決闘者たち 4 foi [信仰] 5 第三幕:背徳の兄妹 6 fascination [魅惑] 7 第四幕:エンゲージして… 8 bal [舞踏会] 9 第五幕:シャワーの彼 10 chouchou [愛玩動物] 11 programe de radiodiffusion [ラジオ番組] 12 ondes electriques [電波] 13 第六幕: お願い!ハニワッチャ!! 14 animal sauvage [野生動物] 15 第七幕:梢だけの幹 16 icone [聖像] 17 croix [十字架] 18 tentation [誘惑] 19 第八幕:深き瑠璃色の影 20 Terre promise [約束の地] 21 こんにちは赤ちゃん 22 夜明けのスキャット 23 ドナドナ 24 第九幕:ルシファーの罠 25 conffesion [懺悔] 26 pretre [聖職者] 27 redemption [贖罪] 28 第十幕:世界を革命する者 29 fruit defendu [禁断の木の実] 30 第十一幕:私の王子様 31 baiser [キス] 32 第十二幕:いつか一緒に輝いて 33 Rose & release (karaoke) 34 第十三幕: わたしと、あなたが、もう一度…… DISC:2
1 薔薇の刻印の手紙Ⅰ(インストゥルメンタル) 2 強く気高く 3 王子様がいい 4 世界を革命するためにⅠ 5 絶対運命黙示録Ⅱ 6 薔薇の花嫁 7 影絵少女Ⅰ 8 ウェルカムⅡ 9 Eye catcher 10 舞踏会の夜に 11 デュエリスト 12 女の子の季節 13 花のない薔薇 14 守ってほしい 15 ありがとう愛を 16 輪舞−revolution (TVsize) |
アクセス解析&SEM/SEO講座 for オンラインショップ開業/運営 | 〜サントラ感想〜 ENGAGE-TOI A MES CONTES (邦題:さあ、私とエンゲージして・・・) CDドラマ&“ミュージカル・ボーカル”集 (サントラ 5枚目) 1998年4月に購入しました。 初回特典版を購入しました。箱……というか、紙のケースがついています。 今回はまた変わった内容です。最初で最後の二枚組。 邦題は『さあ、私とエンゲージして・・・』です。 DISC1は、CDドラマといえばわかりやすいですね。第一幕から第十三幕まで「幕」のついているトラックでは、テレビ版でおなじみの声優さんたちによるシリアスCDドラマが展開されています。 その合間合間にはさまれるフランス語タイトルの曲は、そのCDドラマの流れと雰囲気づくりに一役かってます。 これらは、テレビ(主に最終回)で使われていたもののこれまで収録されていなかった曲目と、あとはテレビでも未使用だった曲目のようです。(「麗人ニルヴァーナ来駕 〜ボクのアンドロギュヌス〜」の歌詞カードにある≪ディスコグラフィー≫より推測) DISC2は、ミュージカル版少女革命ウテナの楽曲歌曲集です。 以下、いくつかの曲目の感想です。全サントラを聞いたことが前提になってます。個人的な好みでDISC:1のみです。 DISC:1 2 最終回用の曲です。アニメ最終回の、手を伸ばすウテナとアンシーが思い出されます(そこで使われてました)。前半はおなじみの迫り来るピアノ。そこから盛り上がって、「明るく」、「力強く」。たぶん前半は「死のアフロディーテ」を、「静かに」、「迷っている」、「もしかして……」という感じでアレンジしたもの(なんだそれ)。そこからつながる後半は、一枚目の「パッショネイト」の一部分のアレンジが入ってきてます。 と、ここまで長々と書いてきましたが、要は全体通して「少女革命・overture」のアレンジです。上の長い説明を読んだ方、すみません。……この曲は一枚目のサントラに収録されてますから、ここからいろいろな曲が発生したのかもしれません。 6 「罪の果実」のアレンジですね。「罪の果実」も「死のアフロディーテ」と同じようにアレンジが多いです。これはピアノのみになっているのかな? 私は本当に「罪の果実」シリーズが大好きです。 10 特別私好みの曲ではありませんが、歌詞カードの『テレビアニメーション「少女革命ウテナ」音楽メニュー』によるとチュチュのテーマのようですので、やはり大事な曲なのではないかと……。 11 いきなり、前の曲のアレンジバージョンが登場です。実は前の曲と同じように、いったいこれがテレビで使われていたのかどうか思い出せません。タイトルの「ラジオ番組」で、私は反射的に影絵少女を連想します。ほら、例の回の、アノトキのラジオ番組ですよ……。とはいえ、そこでは使われてなかったはずなので無関係なのでしょう。 16 これまた大好きです。3枚目の「Pessimism」のアレンジですからね。あっちが好きならそりゃこっちも好きでしょう。 17 ズン、ズン、ズンと、なんとなく大きなモノが歩いているイメージを抱きます。 18 「死の舞踏」のアレンジです。聞いてみると、たぶんこちらのバージョンが暁生カーで使われていたのだと思います。ダダダダダン、という部分が強くでてますから。まあ、私の耳ではあまり定かではありませんが……。 20 なんだか荒涼とした、淋しい感じ。第22話で時子のいるシーンで使われていたと思います。「死のアフロディーテ」のアレンジです。 25 「告白昇降室〜空想の悪い虫」のコーラスのみバージョン。別にウテナにそういうシーンがあったわけではないのですが、この曲を聞いていると、たくさんの亡霊を思い浮かべます(汗) そういえば、ウテナってあれだけ突っ走った話でしたが、意外にもテレビ放映の中で純粋な幽霊ネタはありませんでしたね。 26 「根室記念館」をもっと軽くした感じですね。弦楽器が聞こえてきません。元の曲にも入ってましたが、この楽器はなんなのでしょう。 27 これも「永遠の秘密」を軽くした感じです。「根室記念館」シリーズと合わせて、黒薔薇編を彷彿とさせます。 29 ダーク……イッツ・ソー・ダーク……。とか思わずつぶやいてしまいます。暁生カーを連想するなー、と思ったら、「死の舞踏」っぽいメロディが入っているからでした。こういうのもアレンジのうちに入るのでしょうか。おバカな私の耳にはわかりません。ただ単にうける印象が似ているだけで、実は全然違ったりして(笑)誰か教えてください。 31 これも「nouvelle mariee[花嫁]」と同じく、最終回用です。「死のアフロディーテ」のアレンジっぽいですが(でも私にはよくわからない)、かなりやわらかく、そして驚くことにさわやかになっています。ちょっと癒しの雰囲気すら漂ってますよ。いやー、編曲って大事なんですね(いまさら) 初回特典なのかそうでないのかはわかりませんが、今回はCDに添付の歌詞カードが豪華です。これだけで買ってよかったと思うくらいです。ここに最大の価値があります……って言いすぎ? DISC1とDISC2の歌詞カード部分がそれぞれ逆さになって、右から開く側と左から開く側にわかれているのですが、大事なのはそのうちのDISC1の方です。 『テレビアニメーション「少女革命ウテナ」音楽メニュー』と題して、それぞれの劇中曲のバージョンやサントラでのタイトルが一覧表になってるんですよ。素晴らしいです。 これで何枚もあるサントラを一気に頭の中で整理しやすくなります。ああ、この曲はあっちの曲の神秘バージョンなのか、とかそういうちょっとしたこともファンには嬉しい情報です。 また、同じページに光宗さんによる『BGM・製作メモ』が少しですがありまして、こういうのも楽しいです。 DISC1のCDドラマですが、樹璃さんのエピソードが瑠果とのものだったので、私は個人的に残念な感じでした。これはたぶん、さいとうちほ先生がこのCDドラマの脚本を書いたためでしょう。枝織なんて登場もしません。 私はマンガ版少女革命ウテナに、1巻で挫折した人間で(汗)、完全にアニメ派です。マンガも結局1巻しか読んでいないのですが、たしかマンガでは樹璃さんは枝織のことを思っているのではなく、冬芽が好きなんですよね。 そのあたりのことを考えると、たぶんこのCDドラマはマンガバージョンの設定をアニメの声優さんでやったものなんじゃないかと思います。 もしかしたらそんなこととっくのとうに常識かもしれませんが、私は現在そのあたりのことをリサーチしていません(汗) あと、ミュージカルはビデオで見たのですが……うーん……まあ、なんといいますか私はそもそもミュージカルという表現方法自体が好きではないので、感想を語る資格がありません。そんなわけでこのサントラの感想でも触れていません。 あ、ただ、一応データとしてあげておきます。このサントラの中ではミュージカル曲を全部、舞台でアンシー役だったKannaさんが歌ってます。実際の舞台ではアンシー以外の人が歌った歌も結構はいっているのですが、レコーディングは彼女一人です。 ちなみに、DISC2側の歌詞カードには『ミュージカル「少女革命ウテナ」Mナンバー』としてミュージカルの使用曲一覧が提示されています。 こうしてみると、このアルバムは全体に楽曲資料集という要素もありますね。 |