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少女革命ウテナ
各話レビュー

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〜生徒会編〜

第7話  見果てぬ樹璃


2004夏 初めてみたとき(1997年)を思い出しながら の感想

・樹璃をよくよくあらわす、教頭とのエピソード。かっこいー!
 この顔、この声、このたたずまい!!
 し、しびれる……。というわけで、管理人は樹璃ファンです。
 彼女に対する思い入れは他キャラとの比じゃありません。
 そのために、他の回のようにうだうだと勘繰った解釈もできない……。

・この回、ふたたびアンシーがたたかれはじめる(笑)

・これまででよくわかったのは、皆それぞれに過去に囚われているということ。
 特に今回の樹璃には業のふかさを感じます。

・樹璃の目の前で、赤い糸を結ぶ。目隠しされる樹璃。
 くちづけする二人。象徴的ですね。好きなモチーフです。

・これまで(第7話まで)で一番充実した決闘でした。
 動きも多いし、決闘中の樹璃のセリフはそのまま過去にむけられているよう。
 三石琴乃さん、セーラームーンの月野うさぎとはうって変わった声音で
 かっこよすぎです。きゃー!!
 脚本もいいのでしょうねえ。今回出てくる「言葉」「セリフ」、全て好きです。
 実は、この決闘での樹璃のセリフ、全部ソラで言えますよ(笑)
 完全なオタクですね。ははは。
・また、決闘の歌と決闘での動きが見事にマッチ。かなり出色の出来でしょう。

・集合写真の、樹璃、枝織、少年。写真の中の動きがもうもうもう……。

・この話には二つのおどろきが。
 まずは決闘の結末。まさに「奇跡」なのかもしれません。
 そして樹璃の秘めた想いの正体。
 決闘だけでなく、最後の最後でおとしてくるところがまさに「少女革命ウテナ」。
 用意周到な話にもう大満足です。


今回の名言
『期末テストのときとか便利そうだなあ。勉強せずにオール満点とかぁ』
                        byウテナ
 :川上とも子さんの、このセリフの言い方がツボでした。
  屈伸をしながらのセリフで、「満点」のところにアクセントがつくんですよね。
  なぜかそこが好きなのですよ。
  ……あまり他人に理解されなさそうなポイントですね。