少女革命ウテナ 各話レビュー
1話 薔薇の花嫁
2話 誰がために薔薇は微笑む 3話 舞踏会の夜に 4話 光さす庭・プレリュード 5話 光さす庭・フィナーレ 6話 七実様御用心! 7話 見果てぬ樹璃 8話 カレーなるハイトリップ 9話 永遠があるという城 10話 七実の大切なもの 11話 優雅に冷酷・その花を摘む者 12話 たぶん友情のために 13話 描かれる軌跡 14話 黒薔薇の少年たち 15話 その梢が指す風景 16話 幸せのカウベル 17話 死の棘 18話 みつるもどかしさ 19話 今は亡き王国の歌 20話 若葉繁れる 21話 悪い虫 22話 根室記念館 23話 デュエリストの条件 24話 七実様秘密日記 25話 ふたりの永遠黙示録 26話 幹の巣箱 (光さす庭・アレンジ) 27話 七実の卵 28話 闇に囁く 29話 空より淡き瑠璃色の 30話 裸足の少女 31話 彼女の悲劇 32話 踊る彼女たちの恋 33話 夜を走る王子 34話 薔薇の刻印 35話 冬のころ芽ばえた愛 36話 そして夜の扉が開く 37話 世界を革命する者 38話 世界の果て 39話 いつか一緒に輝いて |
アクセス解析&SEM/SEO講座 for オンラインショップ開業/運営 | 〜生徒会編〜 第12話 たぶん友情のために 2004夏 初めてみたとき(1997年)を思い出しながら の感想 今回は若葉が大事なんですね。 ・違和感バリバリのウテナの「普通」の制服姿。一話まるまるとおして、 「普通」とは何か考えさせられます。んー深い。 ・『あんたも嫌なら嫌って言いなさいよ!』 これ、言いたいことは前回の ウテナのセリフ(『君の考えをはっきり言ってやれ!〜』)と同じはずなのに こうも違うのは……やはり、薔薇の花嫁という存在のせいでしょうか。 ・そして叩かれた瞬間のニヤリとした若葉の顔。ぶちかえす若葉。 おもわずこちらもニヤリ。 ・空白の席にウテナをおもいだしていたアンシー。もしかして……と 期待させながらも決闘ではあのモノローグ。 うーん真実はどっち? ・少し前に影絵少女の中でUFOの話題がでてきたけれど、 今回は影絵少女A子とB子、宇宙に帰還!? ・ウテナに剣を渡す樹璃さん。その凛々しさにおとろえなし。 樹璃さんらーーぶ! ……すみません、かなり私情がはいりました。 ・冬芽のディオスの剣にくちづけるアンシー、その瞬間から目をそらすウテナ。 ただ剣にくちづけるだけなのに、ウテナが目をそらすことによって、 またそのシーンがえっちな感じに思えます。 ウテナってば、「見てられない」って表情なんだもの。 そして剣から離れるときに、唇をおさえるアンシー。これもえっち。 ・『早く終わんないかなあ』、 『おかしいんじゃない、天上さん』、 『終わりね、天上さん』。 …………おお、ぞくぞくしちゃう! この我関せず、な薔薇の花嫁のスタンスと渕崎ゆり子さんの声が マッチしていて、すごく好きです。 今回の名言 『その制服、似合ってない!』 by若葉 :ウテナの女子制服姿を見て言い放った若葉のセリフ。 私のもやもやを見事ふきとばしてくれました。 そう、「似合ってない」んですよ。全然そぐわない。ふさわしくない。 ピンクの頭でロングヘアーのウテナは、外見はとても「女性らしい」から、 キャラクターデザインだけでいけば似合わないはずはない。でも、変。 それは今まで見てきた彼女の「性格」から感じられるんですよね。 見ている人間にそういうふうに思わせるのって、本当にすごいです。 やっぱりウテナは男装が「普通」。「普通」は人によって違うものなのです。 『僕の普通、返してもらうよ』 byウテナ :ウテナかっこいー! 彼女にかかれば、一般女子生徒の制服もあっという間に戦闘服。 なんとも晴れやかな表情のウテナ。 前回、アンシーの「薔薇の花嫁らしさ」をつきつけられたけれど、 それさえ覚悟して「アンシーといる普通」をとり戻す、というのが このセリフがでてきた意味だと思うのですが……どうでしょう。 前回の感想でも書きましたが、ウテナはここで本格的に 「少女が少女を革命する」道へと進むことになったのではないでしょうか。 |