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少女革命ウテナ
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〜鳳暁生編〜

第26話  幹の巣箱(光さす庭・アレンジ)


2004夏 初めてみたとき(1997年)を思い出しながら の感想

・幹と梢は、両親との関係がよくなかったのですね。ウテナは両親がいないし、
 皆親子の縁が薄いですね。七実と冬芽にしろ、アンシーと暁生にしろ、
 その分きょうだいで強く、けれど屈折した絆をもつこととなったのでしょうか。

・『もっと……』。その先のウテナの言葉をアンシーはきいていたけれど、
 『私にはわかりません』と暁生には語った。
 本当に理解できなかったのかもしれないけれど。それ以上に、暁生には
 語りたくなかったのでは、というのはただの希望的観測でしょうか。

・幹の父のうしろにいる再婚相手……。あきらかすぎるほどにアンシーですね。
 声もですが、姿かたち、ドレス姿も。でもこれは、本当にアンシーであるという
 意味なのか、それとも御影のときの馬宮のように、ただの投影なのか。

・『足長おじさん』という梢の発言。七実の発言とのかぶせかたが
 おもしろいですね。あたってるから(笑)

・おもちゃに対して、『行き詰まったか』『壁に当たったか』という冬芽も意味深。
 こういう、セリフにせずに表現する比喩が好きです。

・切られてしまった木の幹。これは薫幹のなにかが切られてしまったことをも
 さすのかと深読みしました。……深読みしすぎ(笑)

・梢の花嫁姿。似合ってますね〜。で、花嫁の梢が今度は同意のもと、幹から
 剣をぬきます。周回する暁生カーには梢とアンシーが。
 で、やっぱりアンシーのために動揺する幹。

・前回もでしたが、車のライトがついて、まんなかに収束するさまは
 結構好きです。

・最後のセリフ。『だって、ミッキーはもっと……』。
 これに、梢の『いくじなし』のセリフがかぶってくるのですね。おもしろい(笑)

・エンディングの絵がやっと完成?
 アンシーとウテナ、らぶらぶ。曲にあったカット割でいいです。


今回の名言
『もしかしたら足長おじさんみたいな人かもしれないわよ』  by七実
 :七実かわいー(笑) 樹璃さんといいコンビです。
  このあとの『い〜〜〜や〜〜〜』も好きです。