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少女革命ウテナ
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〜黒薔薇編〜

第22話  根室記念館


2004夏 初めてみたとき(1997年)を思い出しながら の感想

・のっけから生徒会がおもしろいですね。

・えーっと……根室教授=御影、ですよね?
 最初からそう思ってたんですけど……なんでだったかな?

・暁生が御影にわたした手紙。やはり、暁生が世界の果てですね。

・根室教授と、それをとりまく少年達。
 少年達は根室教授の知らない何かを知っていたのですね。
 少年達の言う「あの方」は、暁生か。

・黒猫がどんどん増えていく……。
 ということに気づけたのは、やはりあの指のため。
 ピッピッピッピ……。指先に注目しているといろいろおもしろい。

・千唾時子の肌色がやたら悪くてこわいです。土人形みたい。
・千唾馬宮、ずっと思ってましたが絶対に暁生やアンシーの関係者ですよ!!
 だってあの額。
 まあ、むしろディオスとまったく同じ姿だと思うのですが……まさかね。

・御影がいつもいっていたセリフは、その昔根室教授が暁生に
 いわれたものでした。

・年を重ねた時子。影絵少女への言葉が胸にしみます。


今回の名言
『でも、あなたを見てるほうは淋しくなるわ』  by時子
 :これって、すごく大事な言葉なんじゃないでしょうか。
  うまく言えないんですけれど……たとえばマンガの『ちょびっツ』の
  テーマのように、譬え記憶や記録が消されても、そもそも感情がないモノでも
  人間が覚えているなら、悲しいと感じるなら、
  同じように心配していいし、「人間と同じ」なんだと思います。




全編見たことを前提とした感想

・この次の23話でわかるのですが、御影は「幻」を見てたんですよね。
 千唾馬宮は千唾馬宮じゃなかったわけです。
 次の23話の感想でも書いているのですが、私は
 御影にはずっと、「馬宮の幻」だけでなく、ウテナのことも
 別の人物、つまり時子に見えていたのではないかと思いつきました。
 (何度も見て、初めてこの可能性に思い至ったのですが)
 で、もしそうだとすると、今回影絵少女につっこみを入れたのが時子だったのも
 おもしろいんじゃないでしょうか。(今回の名言にあげた部分です)
 いつもはウテナが影絵少女につっこみをいれていたのに、今回だけ時子。
 御影にとってウテナと時子が重なっていた証拠かなと深読みです。