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少女革命ウテナ
各話レビュー

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〜生徒会編 から 黒薔薇編へ〜

第13話  描かれる軌跡


2004夏 初めてみたとき(1997年)を思い出しながら の感想

・いつもの生徒会の口上かとおもいきや、テープ……。
・髪を下ろした七実が好きです。

・謎の男登場。世界の果て……かな?
・影絵少女たちも前回宇宙へ……と、おもった矢先に釣り糸が……。謎。

・今回は総集編です。でもただの総集編じゃありません。
 決闘の歌がかかりっぱなしで、その決闘の合間に一緒にエピソードも流す形。
 音楽に合わせて場面が切り替えられるところがかっこいいです。
 前回はなかった絶対運命黙示録もはいります。

・それぞれの決闘に名前があったのですね。ここで、私なりに解釈。
 →「友情」:若葉との友情のために。まだアンシーとは「友達」の意識が
        ウテナにはありませんでしたからね。
 →「選択」:わざと負けるつもりだったが、アンシーとの生活を選びました。
 →「理性」:常に理性的だった幹が感情的になりますが、
        アンシーの一言でもろくもくずれさりました。アンシーひどい(笑)
 →「恋愛」:登場人物の中で、本当に「恋」をしているのは
        樹璃だけではないでしょうか。
 →「崇拝」:七実のお兄様への気持ち。
 →「信念」:ゆらぐ、ウテナの信念。ゆらがしたのは冬芽の策略です。
 →「自分」:「自分の普通」「アンシーといる普通」をとり戻すための戦い。

・樹璃との決闘と七実との決闘は、
 この再編集されたバージョンの方が好きです。
 とにかく曲にあわせた画面の切り替えですよ。これに尽きますね。
 もうほんとに、樹璃さんとの決闘素敵ー!!
 七実の 『あなたがぁ!』 という叫びにも悲痛さが増しています。
 ちょうど川の回想で、決闘歌の 「私とあなたは天の川〜♪」 がはいるのも
 ポイント。

・水槽、蝶の標本、飛来するUFO、黒い薔薇の刻印、
 たくさんの男子生徒・・・次回への期待ふくらみます。


今回の名言
『勝てば官軍、負ければダボハゼ、歩く姿は百合の花』  by影絵少女A子B子
 :幹の『パセリ』に続き、よくよく私の頭をよぎるセリフ(笑)
  なぜこれをよく思い出すのかは謎です。


*生徒会編? 黒薔薇編?
この話は、幾原邦彦監督の公式サイト ikuniweb では「黒薔薇編」に分類されていましたが、アニメディア'98年2月号第2付録「少女革命ウテナ Memorial Album」では「生徒会編」に分類されていました。
個人的には「生徒会編」に属するかなと思うのですが、公式サイトでは「黒薔薇編」になってますし、話の最後には黒薔薇編のモチーフがでてきてますから、間をとって「架け橋」としました。
そのため、このページの一番最初では「生徒会編 から 黒薔薇編へ」と表現しています。