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少女革命ウテナ
各話レビュー

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〜鳳暁生編 から 黙示録編へ〜

第34話  薔薇の刻印


2004夏 初めてみたとき(1997年)を思い出しながら の感想

・前回のショックもさめやらぬ中、冒頭から今度は……。
 でも、暁生よりもアンシーのほうが上……?

・え、えー子とびー子の実物がーーー!!

・今回は、影絵少女達による演劇で、王子様のいた頃の過去が少し明らかに。

・アンシーが30話、31話からどんどん不気味に……。
 一度はウテナに心を開き始めていたのに、固く閉ざされましたね。
 でも不気味なアンシー、それはそれで好きです。

・三人での記念写真。
 アンシーの『ダメよ』には、絶対に視聴者全員びくっとしたはず。
 そのあと、『……チュチュ』とつながることで、緊張した空気がほぐれます。

・ウテナの夢。それは、大切な記憶。
・王子様のなれの果てが、世界の果てなんですね。

・『あなたは……誰?』アンシーは、全てを忘れて「女性」になったウテナに
 問うているのかな、と思いました。
 ウテナはこれに、こたえることができるのでしょうか。


今回の名言
『お姫様になれない女の子は、魔女になるしかないんだよ』  by影絵少女A子
 :うん、これは、よくわかります。今ふと思い出したのは枝織ですね。
  でも彼女に限らず、オンナノコは皆そういうものなのだと思います。


*鳳暁生編? 黙示録編?
そろそろこの話もしつこいですか?(笑)
この話は、幾原邦彦監督の公式サイト ikuniweb では「鳳暁生編」に分類されていましたが、アニメディア'98年2月号第2付録「少女革命ウテナ Memorial Album」では「黙示録編」に分類されていました。
個人的には「黙示録編」に属するかなと思っていました。公式サイトでは「鳳暁生編」ですが、総集編でもあり大きな転換点でもある33話「夜を走る王子」の次の一話も同じ編とみるのは区切りが悪いように思うのです……。
とはいえ、今現在、34話を見返して詳細に検討しているわけではありません。もしかしたら内容のどこかに、「黙示録編」とはみない要素があるのやもで、判別は難しいです。よってこれまでと同じく「架け橋」扱いとしました。
そのため、このページの一番最初では「鳳暁生編 から 黙示録編へ」と表現しています。




全編見たことを前提とした感想

・三人での記念写真。
 ここでアンシーがウテナと暁生の間にわりこんでいるのは、
 大きな伏線だったのですね!
 このときのアンシーとウテナ、溝が深そうでありながらも実は……。
 こうして思い返すと感慨深いです。
 『本当は……ずっと……』。そんな感じですよね。